ナポリ退団が濃厚となったFWフヴィチャ・クヴァラツヘリアが、サポーターにメッセージを送った。
2022年夏に加入したナポリで、大きなインパクトを残すクヴァラツヘリア。移籍1年目に33年ぶりとなるセリエA優勝に主力として貢献するなど、在籍する2シーズン半で公式戦107試合30ゴール29アシストを記録してきた。今シーズンも公式戦19試合で5ゴール3アシストをマークし、アニトオ・コンテ新監督体制で優勝争いを演じるチームを牽引している。
そんなクヴァラツヘリアだが、今冬の移籍市場で去就に大きな注目が集まることに。すでにナポリ側に退団の意思を伝えたことが判明しており、すでにパリ・サンジェルマン(PSG)と個人条件面で合意したことも伝えられた。また、ナポリ側もクラブ間合意に達しており、移籍が間近に迫っていると予想されている。
そんな中、クヴァラツヘリアは自身の『インスタグラム』で「僕にとっては辛いことだけど、さようならを言う時が来た」と切り出し、こう続けている。
「ここで素晴らしい時間を過ごし、たくさんの思い出を共有し、たくさんの素晴らしい感情を経験した。ナポリは僕の家で、みんなのおかげで素晴らしい気分だった。一緒に歩んできた道のりは今でも心に残っているし、とても感慨深い。初めてゴールを決めたときの感動は忘れられないよ」
「ナポリはサッカーの街であり、ナポリはサッカーとともに生きている。ピッチ内外で多くのことを学んだ。人としても選手としても成長できた。このジャージを着ることができて、とても光栄に思う。クラブで働くすべての人に感謝したい。コーチ、スタッフ、チームメイト、そしてファンに感謝したい」
「さようならを言うけれど、みんなはいつも僕の心の中にいる。みんなの心がとても傷ついていることはわかっているよ。この街、この人々にスクデットを与えるために、成功を祈りたい」