ナポリは、再び日本代表MF鎌田大地の獲得を検討しており、イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』は13日、その状況を分析した。
今夏、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長が日本人選手の獲得を明言しているセリエA王者のナポリ。これまで、ボルシアMGに所属する日本代表DF板倉滉に熱視線を送っていたが、獲得が困難となったことで、フリーの鎌田へとターゲットをシフトしたとみられる。
イタリア紙は「ナポリ、カマダが再浮上…ミランがデ・ラウレンティスに道を開いた」との見出しで報道。ミランとの争奪戦に敗れ、一度は撤退したものの、鎌田のミラノ行きが暗礁に乗り上げたことで、セリエA王者が再び元フランクフルトMFの獲得に乗り出したことを伝えた。
また、鎌田が昨シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16の舞台において「フランクフルトと(スタディオ・ディエゴ・アルマンド)マラドーナのピッチの左、右、中央とあちらこちらで輝きを見せた」ことに言及。そんな日本代表MFが「契約切れとなり、フリーで獲得できるのは、うまい話だ」との見解を示した。
こうして鎌田獲得へと「誘われた」ナポリだったが、ミランも獲得に乗り出したことで補強案は「蒸発してしまったかにみえた」とイタリア紙は回想。だが、パオロ・マルディーニ氏らの去った新体制のミランが日本代表MFの獲得を見送ったことで、ナポリが再び動き出したことを伝えた。
「ナポリは様子を探るため、代理人のロベルト佃氏へ問い合わせを再開した」とみられ、契約上の要望など必要な情報を入手した模様だ。そのうえで、鎌田のナポリ行き実現へ「唯一の問題は、肖像権の問題となるはずであることを把握した」とされている。
ナポリは、クラブとして選手の肖像権を一括で管理しており、昨夏はFWパウロ・ディバラの移籍先候補に浮上したが、肖像権の問題が障壁となった。イタリア紙は、鎌田についても「重要なプロフィールだが、肖像権の保有を望んでいるように見えるため、取り組まなければならない障壁と言える」と指摘する一方、「カマダが素晴らしい特徴を持っていることは、もはや秘密ではない」と評価した。


