サンフレッチェ広島は27日、浦和レッズに所属するMF前田直輝を完全移籍で獲得したことを発表した。
現在30歳の前田は東京ヴェルディや名古屋グランパス、オランダ1部のユトレヒトを経て、24年1月に浦和へ加入。昨季はリーグ戦24試合に出場して2得点をマーク。しかし、今季は先発1試合(途中出場2試合)にとどまっていた。
前田は浦和を通じて次のようにコメントしている。
「このたび、サンフレッチェ広島に完全移籍することになりました。今年、覚悟を持って30番を着けさせてもらったことに偽りはありません。ただ、結果的に裏切ってしまったことも事実です。プレーヤーとして、難しい立ち位置だった。それがこの決断にいたった一番の理由です。小さいころから身近にあり、憧れのエンブレムを着けての1年間。とても幸せで、成長できたと思っています。また、ピッチでお会いできるのを楽しみに僕も成長していきます」短い間でしたがありがとうございました」
なお、広島のクラブ公式サイトでは「まず初めに歴史あるこのチームの1人になれたことをすごく誇りに思います。優勝するために、毎日全力でプレーすることをお約束します。また、皆さんに認めてもらえるよう精一杯努力し、成長します。よろしくお願いします」と意気込みを語った。


