nakagawa yokohama(C)Hiroto Taniyama

横浜FMでのラストマッチで感極まる。仲川輝人「どれだけ恩返しできたかはわからないですが…」

横浜F・マリノス退団が決まったMF仲川輝人が、長年在籍したクラブへの感謝を語った。

2015年に専修大学から横浜FMに加入した仲川。2度のレンタルを経て2018年から主力に定着すると、2019年にはチームをリーグ優勝に導く大活躍。同年のJリーグMVPと得点王を獲得した。以降はケガの影響もあったが、2022年のJ1最終節ではゴールを奪い、同年のリーグ制覇にも貢献している。

そんな仲川だが、28日にFC東京への完全移籍が決定。同日に行われたEUROJAPAN CUP 2022のローマ戦(3-2)が横浜FMの選手として最後の一戦に。37分の出場でネットを揺らす(判定はオフサイド)など、ファンを沸かせた。試合後には応援するサポーターへ涙ながらに感謝の言葉を叫んでいる。

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そんな30歳ウインガーは、ローマ戦について「もっともっと成長していきたい一戦になった」とコメント。そして、横浜FMへの思いを口にした。

「予想以上に自分のユニフォームを掲げてくれる人が多かったので、『こんなにサポーターに支えられてサッカーしてたんだな』というのを感じて。色々なことを思い出したので、泣いてしまったんですけど。本当にマリノスに感謝していますし、次は対戦相手として、マリノスを倒す気持ちでやりたいと思います」

「(移籍に関して)もちろん自分としてはマリノスでサッカーを続けたいという気持ちもありましたけど、そういった部分だけじゃないこともサッカーはありますので、悩みながら。今30歳で、僕的にはサッカー人生も長くないので、色々な人生のプランを考えた時に良い区切りだと思って。FC東京のこれからの将来のプランも聞いて、決断しました」

「大学時代にケガをしていた中で自分にオファーをくれたチームなので、恩返しをどれだけできたかはわからないですけど、結果として2度優勝できましたし、それが少しの恩返しになったらなと思いながら今日最後、プレーしてました。まだまだ恩返しできていない部分もありますけど、それは来年以降、違うチームですけど(笑)。マリノスと対戦した時に成長した姿を見せることで、違った形で見せたいと思います」

横浜FMでの8シーズンで140試合35ゴールを記録した仲川。何度も口にした感謝を胸にクラブを離れ、来シーズンからはFC東京に活躍の舞台を移す。

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