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長友佑都、日本代表史上初の8強へ溢れる闘志「楽しみにしていてください。勝ちます」

日本代表DF長友佑都が、クロアチア代表戦へ闘志を燃やしている。

カタール・ワールドカップでグループEに所属した日本代表。大会屈指の厳しいグループに入ったものの、ドイツ代表、スペイン代表とワールドカップ優勝経験国相手にそれぞれ2-1と逆転勝利を収め、首位で決勝トーナメント進出を決めている。そしてラウンド16で対戦するのは、グループFを2位で通過したクロアチア。前回大会MVPのルカ・モドリッチをはじめ、マテオ・コヴァチッチ、マルセロ・ブロゾヴィッチ、イヴァン・ペリシッチら準優勝を支えた選手たちが未だトップレベルでプレーする強豪国だ。

会見に出席した長友は、「スペイン、コスタリカ、ドイツという厳しいグループを1位で突破してここにたどり着きました。自分たちの力に自信を持っています」と断言。そして「日本サッカーの歴史に黄金の1ページを刻むという意気込みで必ず勝ちたいです」と史上初のベスト8進出へ力強く意気込みを語った。さらにこの4年間、2018年大会のラウンド16、後半アディショナルタイムの失点で敗れたベルギー代表戦(2-3)の記憶が離れなかったことを明かしつつ、チーム力への自信を改めて明言している。

「ベルギー戦は忘れたことはありません。ふとした瞬間に最後のカウンターが頭をよぎることもありました。この4年間は苦しいことの方が多かった。でもその苦しさをみんなが乗り越えて、心技体においてすべてにみんながレベルアップしたと感じています。僕は15年間代表でプレーしていますが、確実にこのチームは歴代最強です。少なくとも自分が見てきた中では最強と、自信と誇りを持って言えるチームになりました。明日は必ずクロアチアを破って、新しい景色を見たい。そしてまた、大きな声で『ブラボー!』と叫びたいと思っています」

今大会の日本は、ドイツとスペインに逆転勝利したことで世界中に衝撃を与え、その奮闘ぶりや後半からの逆転劇は多くの称賛を浴びている。歴代最多4度目のワールドカップを戦う大ベテランは、チームの「コラッジョ(イタリア語で勇気・度胸の意)」を誇っている。

「最初のドイツ戦の前に、イタリア語で『コラッジョ=勇敢に戦う』ということですが、1人1人と握手をしながらコラッジョを注入しました。ピッチにいる時とベンチの両方を経験しましたけど、ベンチの雰囲気もかなり良くて、一丸となって戦えています。これが今の日本の強さ、どのチームよりも一丸となって戦えるのが今の強さです。僕が今更コラッジョを伝えなくても、持っている闘魂で熱いプレーを見せられると思います。みなさん楽しみにしていてください。勝ちます」

前回大会の準優勝チームに挑む日本代表。長友の言う「コラッジョ」を示し、再び強豪国を打ち破れるのだろうか。運命の大一番は日本時間6日、0時にキックオフを迎える。

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