なでしこジャパン(日本女子代表)は13日、韓国で開催されているEAFF E-1サッカー選手権で、韓国代表と対戦した。
なでしこジャパンは初戦から6人を入れ替え。MF吉田莉胡(INAC神戸レオネッサ)や中嶋淑乃(サンフレッチェ広島レジーナ)らがスタメンに入り、DF菅野奏音(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)と浜田芽来(RB大宮アルディージャWOMEN)はデビュー戦を迎えた。
開始20分で吉田がファーストシュートを放つと、37分に先制点。ペナルティエリア右で受けた成宮唯が右足でシュートを放ち、ゴール左下に吸い込まれた。前半中盤からやや韓国に押される時間が続きながらも、日本がリードして後半へと折り返した。
後半からなでしこジャパンは塩越柚歩がピッチへ。しかし、韓国がチャンスを作り、56分にはチ・ソヨンからチャン・スルギのシュートが枠を捉える。このシュートはGK大熊茜が好セーブでキャッチした。
78分には先制点をアシストした愛川陽菜が負傷。大澤春花との交代を余儀なくされた。82分にはポスト直撃のシュートで肝を冷やした日本。86分、右からの折り返しをチョン・ダビンが合わせ、韓国が試合を振り出しに戻す。直後には中嶋淑乃がミドルシュートを放つも、惜しくも枠の左に外れていく。
試合は1-1のドローで終了。最終節では、日本と同様1勝1分けの中国と優勝を争う。

