なでしこジャパン(女子日本代表)は16日、EAFF E-1サッカー選手権の最終戦で中国代表と対戦した。
3大会連続5度目の優勝を目指す日本は、初戦でチャイニーズタイペイに4-0と快勝したものの、続く韓国戦は1-1のドロー決着。16日の最終戦では、勝ち点4で並ぶ中国と対戦した。勝てば文句なしの優勝が決まる一戦で、成宮唯や主将・高橋はならの他、平尾知佳、樋渡百花、嶋田華が今大会初スタメンを飾っている。
試合は序盤から両チームともにゴールに迫るなど、互いに攻め合う展開に。日本は吉田莉胡や中嶋淑乃、樋渡百花がチャンスを作り、際どいシーンを作っていくが、なかなか決定的なシュートまでは持ち込めない。時間の経過とともにボールを握られる時間が増えたが、前半はスコアレスで折り返す。
日本は後半序盤もボールは譲るものの、奪ってから鋭い攻撃でチャンスを伺う。55分にはCKから決定機を迎えたが、樋渡百花はGKがこぼしたボールを押し込みきれず。60分前後からは押し込まれる時間が続き、なかなかチャンスを作れない。85分の成宮唯のシュートも枠を外れた。試合はこのまま終了。スコアレスドローに終わっている。
この結果、日本は勝ち点5で終了。現時点で首位に立っているが、三連覇はこの後チャイニーズ・タイペイ戦を控える3位・韓国の結果次第となった。
