2019-02-22 Mourinho WengerGetty Images

“犬猿の仲”は解消?モウリーニョ「“AWコート”が非常に重要」…ヴェンゲルへの敬意

フェネルバフチェのジョゼ・モウリーニョ監督は、“犬猿の仲”とされたアーセン・ヴェンゲル氏へのリスペクトを見せた。

それぞれ長くプレミアリーグで活躍した両指揮官。2004年にチェルシー監督に就任したモウリーニョ監督はプレミアリーグ3度優勝(04-05、05-06、14-15:チェルシー)、アーセナルを22年率いたヴェンゲル氏も3度リーグ戦を制する(97-98、01-02、03-04)など、イングランドトップリーグの歴史を築いてきた。

そんな両者だが“犬猿の仲”として知られていた。当初はそれほど対立も激しくはなかったが、徐々に激化。ポルトガル人指揮官がヴェンゲル氏を「失敗のスペシャリスト」と呼んだ他、試合中にも衝突するなど、事あるごとに舌戦を繰り広げてきた。

それでも、ヴェンゲル氏がアーセナルでの22年に及ぶ長期政権を終えた2018年以降は関係が改善。モウリーニョ監督が「心からリスペクトしている。一緒に食事をしたりミーティングをしたり……素晴らしい機会をもらったよ」と明かすなど、偉大な指揮官へのリスペクトを語っている。

すると現在フェネルバフチェを指揮するモウリーニョ監督が、21日に自身の『インスタグラム』を更新。「寒いイスタンブールでは“AWコート”が非常に重要だ」とし、ヴェンゲル氏の“代名詞”でもあったベンチコートを着用して練習している写真を投稿している。

なおモウリーニョ監督率いるフェネルバフチェは、今季トルコ・シュペルリグでは2位につけ、ヨーロッパリーグ・リーグフェーズでは21位につけている。

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