ローマの指揮官ジョゼ・モウリーニョが19日のヴェローナ戦終了後、敗戦の弁を述べた。イタリアメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
モウリーニョ率いるローマは今シーズン、ここまで公式戦6連勝を飾るなど好成績を収めていたが、19日に行われたセリエA第4節ではヴェローナと対戦。敵地において前半を1点のリードで折り返したが、後半に逆転されて2-3で今シーズン初の黒星を喫した。モウリーニョは試合終了後、敗因を分析しつつ自身の見解を示した。
「今日のローマのプレーは良くなかった。一方のヴェローナは3ポイントを獲得するために重要な努力をしたと思う。私の選手たちの姿勢や努力に関して言うことはない。しかし相手のプレースタイルに適応することができず、個々のデュエルで負けてしまうことが多すぎた。インテンシティも相手の方が高かった。これから数時間かけて試合のビデオを見て、実際にどこで困難に陥ってしまったのかを分析したい」
「試合前、様々な状況を想定して分析したので驚かされることはなかった。しかし、いくつかのシーンにおいて試合運びが良くなかった。相手の守備陣がデュエルに優れていることは知っていたが、自分たちのプレーにクオリティが欠けていた」
「ヴェローナが反撃してきたのは当然だ。相手は悪いプレーではなかったし、ホームで途中まで負けていた。当然、反撃を仕掛けてくるはずだった。我々はこういった苦境もコントロールしなければならない。選手たちには常に言っているが、有利と予想された試合においても90分間試合を支配することは不可能だ。今日のローマの良かったところ? 試合終了後、ロッカールーム内の選手たちの表情だ。みんなが敗戦に苦しんでいた」




