ローマの指揮官ジョゼ・モウリーニョが、29日のサレルニターナ戦終了後、『DAZN』のインタビューに応じ、試合を振り返った。
モウリーニョ率いるローマは29日、セリエA第2節において昇格組のサレルニターナと敵地で対戦。前半をスコアレスで折り返すと、後半のMFロレンツォ・ペッレグリーニおよびMFジョルダン・ヴェルトゥのゴールにより、2-0と勝利を収めた。開幕戦から2連勝を飾ったポルトガル人指揮官は試合を振り返り、自身の見解を示したほか、時間をかけてチームを成長させていく方針であることを語った。
「勝たないことが不可能だった。試合開始直後から心配する必要はないと思っていた。チームは本当に良いプレーをしていた。フィオレンティーナ戦は心配だったが、今日は非常に落ち着いて見られた。選手たちは試合を支配し、高い位置を保ってスペースを上手く狙えていた」
「ここへやって来た時は幸せだった。イタリアに戻ってきて、本物の情熱的なサポーターがいるチームに来たことをうれしく思っている。私はこのような真新しい感情に出会うことを必要としていた。キーワードは“時間”なんだ。私の本質とやや相反する部分があるかもしれないが、時間が欲しい。9位や10位で終えるためではなく、成長のプロセスを加速させるためだ。ベンチのメンバーには、これ以上のクオリティではなく、経験値を求めている。もっと豪華なメンバーが揃うチームもあるが、私は自分のチームに満足している。対戦相手が強豪であっても、常に勝利のためにプレーして欲しい。それで負けたとしても、構わない」
続いてモウリーニョは、セリエAにおける若手指揮官の台頭に言及しつつ、自身と同世代の指揮官らへの愛着を示した。
「我々監督よりも、選手たちの方が重要ではあるが、新たな世代の指揮官の台頭に満足している。しかし私はクラウディオ(ラニエリ)やルチアーノ(スパレッティ)、(マウリツィオ)サッリ、マックス(マッシミリアーノ・アッレグリ)ら自分たちの世代に愛着を感じている」




