フェネルバフチェのジョゼ・モウリーニョ監督は、再びトルコリーグの審判を批判した。
今季からフェネルバフチェを指揮するモウリーニョ監督。しかし、これまで度々スュペル・リグの審判を批判して問題に。また、今年2月のガラタサライ戦後には第4審への批判を繰り返した他、相手ベンチが「猿のように飛び跳ねていた」と問題発言を残すと、4試合のベンチ入り禁止処分を科されている。
そんな中でフェネルバフチェは4日、ベシクタシュとの大一番で0-1と敗戦。この結果、残り4試合で首位ガラタサライとのポイント差が「8」となり、逆転優勝が難しい状況に追い込まれている。
そして試合後の会見で、モウリーニョ監督が再び審判を批判。「選手の一部が十分なパフォーマンスを発揮できないと、チーム全体にも影響が出る」と認めつつ、以下のように続けている。
「リーグ戦の結果は、リーグが始まる前から決まっていた。ホームでの敗戦は決定的だ。VARの判定、審判の判定……もうこんなことを話すのはうんざりだ。私には何の力もないし、何も変えられない。だがこれが現状であり、これが真実だ」
なお近年、スュペル・リグでは問題が頻発。2023年12月にはアンカラギュジュ元会長ファルク・コジャ氏が審判を殴打、昨年には3月にはフェネルバフチェの選手がマスク姿のファンに襲撃され、また8月にはフェネルバフチェのアリ・コチュ会長がギョズテペの公認サポーターにボトルを大量に投げつけられた他、突き飛ばされる事件も発生している。




