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「僕は現実を見ていなかった。もし取り消せるなら…」33歳モラタ、昨夏のアトレティコ退団を後悔

スペイン代表FWアルバロ・モラタは、昨夏のアトレティコ・マドリー退団を振り返った。

2010年にレアル・マドリーのトップチームデビューを果たして以降、ユヴェントス、チェルシー、アトレティコなど数々のビッグクラブで活躍してきたモラタ。2019年冬~2020年夏、2022年夏~2024年夏まで所属したアトレティコでは、公式戦154試合出場58ゴールをマークするなど活躍を残し、昨夏に行われたEURO2024でもスペイン代表キャプテンとして母国を優勝に導いている。

そんな32歳FWは、昨夏の移籍市場でアトレティコからミランへと移籍。同クラブで25試合出場5ゴールを記録したが、冬の移籍市場でトルコの名門ガラタサライ加入を決断している。しかし、昨夏の決断を後悔しているようだ。『Cadena SER』のインタビューで、アトレティコ退団について語った。

「夏にもっとよく考えるべきだったと思う。アトレティを去るかどうかね。人生では良い状態じゃない時、あらゆる面で悪い決断をしてしまう。でも、もう変えることはできないし、今は幸せだよ」

「だけど、もし取り消せるならばあの決断はしなかったと思う。今ここで、僕が現実を見ていなかったことに気づいたんだ。僕らがEUROで優勝した時、アトレティの人は僕をどんどん理解して愛してくれた」

「困難な時期では、周りに愛情をくれて『それは間違っている』と言ってくれる人がいたとしても、物事をグレーゾーンで見てしまうものだ。EURO期間中は悩んでいたよ。ミランでのチャンスが巡ってきて、監督が毎日電話をくれた。僕は愛され、評価されていると感じる必要があったが、チョロ(ディエゴ・シメオネ監督)も僕を評価して愛してくれていることに気付けなかった。父と代理人は『お前は間違っているよ』と言ってくれたんだけどね」

そんなモラタだが、ガラタサライでは公式戦6試合で3ゴール1アシストの活躍を見せている。

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