モンツァは、ミランに所属する16歳FWフランチェスコ・カマルダの獲得を目指して交渉を行っているようだ。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が30日に伝えている。
ミランの下部組織出身で、2023年11月に15歳260日でセリエAデビューを果たすなど、大きな注目を集める若き逸材カマルダ。今シーズンはセリエAで7試合、チャンピオンズリーグで3試合に出場したほか、ミラン・フトゥーロやプリマヴェーラでもプレーしてきた。だが16歳FWは、パウロ・フォンセカ前監督からセルジオ・コンセイソン監督に交代するとトップチームで出番を減らしており、出場機会を得て経験を積むための武者修行の可能性が囁かれている。
そんなカマルダは、同じくミラン下部組織出身のダニエル・マルディーニもプレーするモンツァから関心が届いているようだ。『ガゼッタ・デロ・スポルト』によると、今冬にGK鈴木彩艶が所属するパルマへFWミラン・ジュリッチを売却したモンツァは、ミランの16歳FWの今シーズン終了までの期限付きでの獲得を検討。交渉は早期に結論に至る可能性があり、ミラン側に最終決断が委ねられているという。
イタリア紙は「モンツァがミランにフランチェスコ・カマルダをレンタルで求めた」と報道。元ミラン幹部であり、現在モンツァCEOを務めるアドリアーノ・ガリアーニ氏が「現代ミランの若き象徴を獲得しようとしている」とし、「ロマンの一手だ」などと伝えた。
なおレンタル期間を巡っては、同紙が31日に更新した記事において、今シーズン限りではなく来シーズン終了までの18カ月間の可能性も報じられている。




