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背番号「93」に込められたレアル・マドリーへの“愛”とは?セルヒオ・ラモス、メキシコ強豪モンテレイ加入

モンテレイは、元スペイン代表DFセルヒオ・ラモスと契約したことを発表した。

2005年から長年にわたってレアル・マドリーで活躍し、4度のチャンピオンズリーグ制覇や5度のラ・リーガ優勝などに貢献したラモス。スペイン代表としても2010年ワールドカップ優勝やEURO連覇を成し遂げるなど、180キャップを記録している。

そんな38歳DFは、2021年夏にレアル・マドリーを退団。パリ・サンジェルマンで2年間プレーすると、2023年夏に古巣セビージャへ18年ぶりの復帰を果たした。しかし1シーズンで退団し、以降は無所属の状態が続いており、一部では現役引退の可能性も囁かれていた。

それでも6日、5度のリーガMX優勝や5度のCONCACAFチャンピオンズリーグ制覇を誇るメキシコの名門加入が決まっている。両者は2026年1月までの1年間の契約を結んだ。

そして注目を集めたのは、ラモスが着用する背番号。「93」に決まったが、これはレアル・マドリーが“ラ・デシマ(10回目の欧州制覇)”を達成した2014年のチャンピオンズリーグ決勝戦のアトレティコ・マドリー戦、1点ビハインドで迎えた90+3分にラモスが叩き込んだ同点弾に由来するもの。この同点弾で延長戦に持ち込んで最終的に4-1で勝利したが、レアル・マドリー側もSNSで「すべてのレアル・マドリーファンへの贈り物。我々の歴史を変えた瞬間の思い出。いつも感謝しているよ」と元キャプテンへメッセージを送った。

ラモスが加入するモンテレイには現在、レアル・マドリー時代のチームメイトであるセルヒオ・カナレス、セビージャ時代にともにプレーしたルーカス・オカンポスやオリベル・トーレスが在籍している。さらに、今夏にアメリカで開催されるFIFAクラブ・ワールドカップにも参戦し、グループステージで浦和レッズと対戦する予定だ。

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