モナコは、アーセナルからFWフォラリン・バログンを獲得したことを発表した。
幼少期からアーセナルで過ごしたバログンは、順調に昇格して2020年にファーストチームデビューを飾る。しかし、ここまで公式戦10試合の出番しかない22歳の同選手は、昨シーズンにスタッド・ランスに期限付きで加入した。すると、公式戦39試合で22ゴールを挙げる活躍を残して注目を集めていた。
これを受け、バログンは今夏にアーセナルのファーストチームに定着するのではないかとも考えられていたが、今シーズンの公式戦4試合でここまでベンチ外が続き、新天地を求める可能性が高まっていた。そんなストライカーに対しては、プレミアリーグのライバルであるチェルシーやトッテナム、セリエAのインテルなどからの関心が届いていたが、先日からモナコ移籍に近づくと伝えられてきた。
そして30日、モナコはバログンの獲得を発表。両者は2028年夏までの5年契約を締結している。なお、アーセナルに支払われる移籍金は3000万ユーロ(約48億円)程度とフランス『レキップ』が伝えており、ボーナスを含めると総額4000万ユーロ(約64億円)に上ると、『RMC Sport』などが報じている。
南野拓実やウィサム・ベン・イェデルらが牽引して今シーズン開幕から絶好調を維持するモナコ攻撃陣に、昨シーズンのリーグ・アンで大活躍したバログンという新戦力が加わることになった。




