チャンピオンズリーグ・ノックアウトフェーズプレーオフ第2戦が行われ、ベンフィカとモナコが対戦した。
リーグ戦で1ゴール・2アシストを記録した南野拓実はブレール・エンボロとともに2トップを形成した。4分には南野のスルーパスからエンボロが抜け出すがGKに倒される。VARでの判定はPKなしとなった。7分にも左から南野のクロスが入ると、ディアッタがシュート。枠内を捉えたがGKにセーブされた。
しかし、そんな中で先制したのがベンフィカ。23分、低い位置でボールを奪われると、パヴリディスのクロスにケレム・アクトゥルコールが合わせ、先制点を挙げた。
しかし33分、エリア内でエンボロが起点となると、南野が拾ってそのまま右足を振り抜く。これがニアを破り、同点ゴールとなった。南野にとっては公式戦2試合連続ゴールとなった。南野はCL通算5点目となり、日本人選手としては最多記録となっている。
前半終了間際にはモナコに決定機。アクリウシュが長い距離を持ち運びラストパス。エンボロが決定機を迎えるが、シュートはふかしてしまう。前半は1-1で終了した。
51分にモナコが逆転。右からアクリウシュが仕掛けると横へパス。エンボロがスルーすると、ベン・セギルが右足で沈め、モナコがリードを奪う。75分にはベンフィカがVARの末にPKを獲得。パヴリディスが確実に沈め、ベンフィカが追いついて2戦合計スコアで一歩前に出た。
81分には途中出場のジョージ・イレニヘナがDFと入れ替わって抜け出すと左足を振り抜く。GKの脇腹をすり抜けてモナコが3点目を獲得した。しかし直後、左からのクロスをオルカン・コクチュが巧みに合わせ、ベンフィカがすぐに追いつく。3-3となり、再び合計スコアでリードした。
試合は3-3のまま終了。合計スコア4-3でベンフィカがベスト16へ進んだ。
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