LAギャラクシーのDF吉田麻也が減俸で契約を延長したことを明らかにしている。『ロサンゼルス・タイムズ』が伝えた。
LAギャラクシーで2シーズン目を終えた吉田。昨季はMLSレギュラーシーズン全試合に主将としてフル出場。プレーオフに進出すると、5試合にフル出場し、10年ぶりのMLSカップ制覇に大きく貢献した。
すると、新たに2年間の契約延長を発表。しかし、報道によると、昨季の年俸80万ドル(約1億2000万円)から減俸されたとも伝えられ、吉田はこのように語る。
「正直言って、とても不公平ですよ。チャンピオンになったのに年俸が少ない。こんなことはあってはならないことだと、誰もが知っています」
さらに、MLS独自の制度であるサラリーキャップについて「財政的に成長する必要がある。非DPプレーヤーは何も変わらない。お金がなければ誰も来ない」と語りつつ、自身が再びアメリカでプレーすることを決めた理由をこう説明している。
「娘の学校は変えたくない。ここ数年、娘は1年か2年ごとに新しい環境に移っている。娘も大きくなっているんです。アメリカでこのようなネットワーク、関係、経験を持つことは、将来のために悪くない。だから、この短期間ではなく、もっと長いスパンで考えていました。正直、難しい決断でした。僕はサッカー以外でお金を稼ぐ必要がありますね」
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