インテル・マイアミとのリーグカップ決勝に敗れたナッシュビルSCのゲーリー・スミス監督は、優勝に大きく貢献したリオネル・メッシに対して「相手にするのは不可能」と脱帽した。
インテル・マイアミは19日、リーグカップ決勝でナッシュビルSCと対戦。ここ6試合で9ゴールを挙げるメッシがこの日も違いを見せつけ、23分にはゴール前中央でボールを拾ったところからDFをかわし、得意の角度から左足を振り抜いてゴールを奪った。その後、追いつかれはしたが、PK戦の末に勝利を飾り、メッシはアメリカでの最初のタイトルを獲得した。
試合後、敵将のスミス監督は『Apple TV+』の取材に対応。メッシと対峙したことで感じた思いを口にしながら、パフォーマンスに脱帽した。
以下に続く
「メッシのプレーを生で見たのはこれが初めてだ。そして、私が感じたのは、メッシを相手にするのは不可能な瞬間があるということだ。長時間ではない。90分間ではない。彼が息を吹き返し、彼のやりたいことに対処するのがほとんど不可能になる瞬間がある。正直に言うと、もしメッシがいなかったら、私たちは勝っていただろう。彼の唯一の他のシュートはポストに直撃したし、メッシが決めたゴールは信じられないようなもので、何もないところから生まれたんだ」
インテル・マイアミに歴史的な初トロフィーをもたらしたメッシ。リーグ戦でもチームを上位へと導けるのだろうか。