ブレーメンがGK長田澪との契約延長を発表した。
欧州での登録名は“ミオ・バックハウス”の長田は日本人の母を持つ21歳の守護神。現U-20ドイツ代表正GKは、昨夏に当時エールディビジのフォレンダムへのレンタルから復帰したが、ブレーメンでは正GKミヒャエル・ツェッテラーの牙城を崩せず、結局、公式戦に出場することなくシーズンを終えた。
今夏には移籍の噂もクラブは否定していたが、契約延長により正式に残留が決定。長田は公式サイトを通じてこのように語っている。
「ヴェルダーは最初から明確なプランを示し、ここでのキャリアがどのようなものになるかを具体的に示してくれました。そのことに感銘を受け、ここで成長するための最適な環境が整うという自信が生まれました。ここの競争レベルが高いことは承知していますが、それが僕のモチベーションになっています。僕は学び、自分自身を証明し、そして長期的には、クラブが私に示してくれた信頼に応えるためにここにいます」
また、クラブディレクターのペーター・ニーマイヤー氏は以下のように語っている。
「ミオがヴェルダーでの将来を見出し、長期契約を選択したことを大変嬉しく思う。さらに、我々の進むべき道筋にも納得している。ミオは非常に才能のあるゴールキーパーであり、ブンデスリーガでその才能を発揮してくれると確信している。ミオのパフォーマンス、そして来シーズンに向けて共に戦うゴールキーパーチーム全体の質の高さに大変満足している」


