シュトゥットガルトのU-23フランス代表MFエンゾ・ミローはアル・アハリへ移籍することが発表された。
23歳のミローは昨季に本格ブレイク。公式戦43試合で12ゴール・8アシストを記録し、欧州でも注目の若手選手としての地位を確立した。昨年のパリ五輪にはフランス代表として出場し、2ゴールを挙げている。
今夏にはアトレティコ・マドリーへの移籍が近づいていたものの、サウジアラビアへの移籍を選択。3年契約を締結し、アル・アハリのマティアス・ヤイスレ監督は以下のように語っている。
「しばらく前から注目しており、移籍を決める前に十分な調査を行った。彼は技術に恵まれ、戦術的インテリジェンスにも優れている。ブンデスリーガ出身であることも我々にとって理想的だ。ブンデスリーガは非常にフィジカルが強く、テンポも速いリーグなので、来シーズン我々が求めるものにも十分対応できる。彼がチームに何をもたらし、他の選手とどのように補完し合えるか、今から楽しみだ」
なお、報道によると、移籍金はボーナスを含め3000万ユーロ(約51億6000万円)以上に。シュトゥットガルトにとってクラブ史上3番目の高額移籍となるようだ。


