ミランFWズラタン・イブラヒモヴィッチは、引導を渡されるまでプレーを続けることを強調した。
10月上旬に40歳の誕生日を迎えたイブラヒモヴィッチ。今シーズンは負傷の影響もありここまで公式戦5試合に出場したのみだが、先日のボローニャ戦では1ゴール1アシストの大活躍。さらに続くローマ戦でもゴールを奪い、リーグ戦キャリア通算400ゴール到達を達成。セリエA首位争いを繰り広げるミランの中で、抜群の存在感を放っている。
すでにアスリートとしては大ベテランの域に入っているが、年齢はただの数字であることを示すイブラヒモヴィッチ。フランス『Telefoot』で、将来について「長くキャリアを続ける秘訣は心の中にあって、40歳はただの数字であることを証明しようとしている。これからも俺が大好きなこのスポーツを続けられるはずだ」と話し、スパイクを脱ぐタイミングについて続けた。
「俺は毎日良くなり続けたい。もちろん昔のようなプレーはもうできないけど、今はさらに賢くなったし、より多くの経験がある。俺自身のパフォーマンスに驚いたりはしない。俺がベストだ」
「これ以上何も証明する必要はないが、まだやれる可能性があったと考えながら引退したいとは思わないし、それを後悔したくもない。追い出されるまで、完全に終わりになるまでやめるつもりはない」
また、同選手は「俺たちにはチャンスがあると信じることができる。信じれば信じるほど可能性は高くなる。信念とハードワークなしでは、目標に到達することは不可能だ」とミランで11年ぶりのスクデット奪還を見据えている。


