元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏が、18日にマエストレッリ賞授賞式に出席した際、古巣のミランなどについて語った。イタリアのサッカー情報サイト『TUTTOmercatoWEB』が伝えている。
1998-99シーズンにミランの指揮官に就任すると、1年目にしてスクデットを獲得する偉業を成し遂げたザッケローニ氏。そんなイタリア人指揮官は、パウロ・フォンセカやセルジオ・コンセイソンの下で低迷が続く古巣について見解を示した。
「内部の人間ではないので確かなことは言えないが、(ラファエウ)レオンやテオ・エルナンデスら最も重要な選手も含めて、選手たちが期待に応えられていない。その理由を理解するのは、外からでは難しい。レオンは並外れた才能がある。だがピッチで90分間にわたって示すことができない。彼のプレーを見ていて、『なぜ自分のクオリティを徹底的に生かそうとしないのか』と疑問に思うよ」
ザック氏はミランの10番の弱点を巡って考察した。
「モチベーションを高めるために、腕章も与えたのに、彼はずっと波がある。彼には、ある種の責任感を背負えるような適切なパーソナリティがないのだろうと考える。彼は逸材だが脆い。私が感じ取った限り、彼には優しいアプローチをする必要がある。わざとミスをしているのではないので、彼に怒り過ぎてはダメだ。彼が常に満足していられるようにする必要がある」
続いてザッケローニ氏は、ユヴェントス撃破に成功したフィオレンティーナの若手指揮官ラッファエレ・パッラディーノについて語った。
「昨シーズンにモンツァを率いていた時のこともよく覚えている。非常に良い仕事をしていた。彼は明確なアイディアを持っていて、チーム内のより優れた選手の特徴をベースとして、プレーを作り上げている。選手を中心に置くということは、あらゆる監督がしなければならないことだ。彼の解任の可能性があるとニュースを読んだ時は、その考えに賛同できなかった。成長中の指揮官で、私なら彼を信頼する」
