ミランは、ユスフ・フォファナをモナコから獲得したことを発表した。
昨シーズンのセリエAを2位で終えたミラン。今シーズンに宿敵インテルとの差を埋め、チャンピオンズリーグでの躍進を目指すために、今夏には積極補強に動いており、アルバロ・モラタやエメルソン・ロイヤルをはじめここまで4名の新戦力を迎え入れている。
そんなミランは中盤の補強にも動いており、先日からモナコのフォファナに関心を寄せることが判明。昨シーズンのリーグ・アンで2位フィニッシュを飾ったチームの中で南野拓実らとプレーして公式戦35試合に出場し、今夏のEURO2024でベスト4入りを果たしたフランス代表としてもピッチに立った同選手に対してはマンチェスター・ユナイテッドからの関心も届いていた。
そして17日、ミランはフォファナをモナコから獲得したことを発表。両者は2028年までの4年契約を締結し、同選手は29番のユニフォームを着用することも決まった。また、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏による、移籍金は最大2500万ユーロ(約41億円)に上るようだ。
ミラン加入の決まったフォファナは同日に行われたプレスカンファレンスの中で「クラブから連絡があり、関心を示してくれたことは、この決断に大きな影響を与えた。ミランはフランスで人気のあるチームで、彼らは将来のプロジェクトを示してくれ、僕の目標にマッチした。チャンピオンズリーグでプレーしたいし、リーグ優勝したい。ヨーロッパのすべてのカップ戦決勝にイタリアのチームがいて、僕はその一員になりたい」と意気込みを語った。
また、同席したクラブのアドバイザーであるズラタン・イブラヒモヴィッチ氏は「私たちはチームにバランスをもたらすことのできるミッドフィールダーを探していた。彼は完成された選手だ。私たちが経験した最長の交渉だったが、彼はようやくここに来た。スカッドは今完成した」とコメントした。




