ミランは5日、ベルギー代表FWディヴォック・オリギを獲得したことを公式発表した。2026年6月までの契約を締結している。
2014年の夏にリールからリヴァプール入りしたオリギは、レンタル移籍の期間がありながらも同クラブで通算175試合に出場し、41ゴールを記録。2018-19シーズンのチャンピオンズリーグ決勝でゴールを挙げるなど、同クラブで欧州制覇やプレミアリーグ優勝、FAカップ優勝などを経験した。
しかし、2021-22シーズン限りとなっていたクラブとの契約延長には至らず、今夏の退団が決定。プレミアリーグやブンデスリーガのクラブ、ビジャレアルからなどの興味が伝えられていたが、イタリアの名門へのフリー移籍を決断した。
オリギを獲得したミランは、2021-22シーズンにライバルのインテルを退けて、実に11年ぶりのセリエA制覇を達成。今夏はここまで大きな動きを見せていなかったが、約30年ぶりとなる連覇達成に向けて、勝負強さを備える27歳のストライカーを移籍金なしで確保することに成功している。
