ミランは、チェルシーからルベン・ロフタス=チークを獲得したことを発表した。
今夏の移籍市場で中盤の補強を目指すミラン。移籍市場が開幕する前からフランクフルトから退団する鎌田大地の獲得に近づくとされてきたが、手続きに遅れが出ると報じられる中、同クラブはEU圏外枠の1つをロフタス=チークに使うのではないかと伝えられてきた。
そして30日、ミランはチェルシーからロフタス=チークを獲得したことを発表。双方は2027年夏までの4年契約を締結している。なお、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍金は1600万ユーロ(約25億円)+ボーナス400万ユーロ(約6億円)の計2000万ユーロ(約31億円)になる見込みだ。
ユース時代からチェルシーに在籍するロフタス=チークは、2014年に18歳でファーストチームデビューを飾る。以降、公式戦155試合に出場して2度のプレミアリーグ優勝やチャンピオンズリーグ制覇、クラブワールドカップ制覇などのタイトルを勝ち取った。しかし、主力になり切れない状況が続き、今シーズンも公式戦33試合に出場するも、シーズンが進むにつれてベンチを温める機会が増えていた。
一方のチェルシーは今夏、スカッドの整理に動いており、すでにマテオ・コヴァチッチやカイ・ハヴァーツをプレミアリーグのライバルに売却。さらに、契約満了のヌゴロ・カンテやカリドゥ・クリバリ、エドゥアール・メンディはサウジアラビアに新天地を求めた。




