ミランは、マンチェスター・シティに所属するDFカイル・ウォーカーの獲得合意を発表した。
2017年にトッテナムから加入して以降、マンチェスター・Cを長年にわたって支えてきたウォーカー。近年ではチームキャプテンを務める同選手だが、今シーズンは調子を落とすチームとともにパフォーマンスに陰りが見え始めており、ベンチを温める機会が増えつつあった。そして、今冬の移籍市場でクラブに退団の意思を伝え、その動向には大きな注目が集まっていた。
このような状況の中、34歳のイングランド代表DFに熱視線を送っていたのがミラン。先日から移籍に近づくことが伝えられていた中、24日にセリエAのクラブがウォーカーの獲得を発表した。今シーズン終了までの半年間の期限付き移籍となり、買取オプションが付帯している。
7年半を過ごしたマンチェスター・Cから離れることの決まったウォーカーは、自身の『Instagram』で「マンチェスター・シティ…、どこから始めればいいんだ？2017年にこの素晴らしいクラブと契約したことは夢の実現だった。それから7年後、チャンピオンズリーグやトレブルを含む17個のトロフィーを勝ち取ったことは子供の頃に夢みたものでしかなかった」と綴り、感謝を続けた。
「とてもたくさんの人たちやコーチングスタッフ、キットマン、すべてのバックルームスタッフにとても大きな感謝を送る。君たちみんなが毎日を楽しいものにしてくれ、僕たちがベストでプレーするためのプラットフォームを与えてくれた」
「チームメイトへ、加入したときからここが我が家だと感じられた。ともに手にした最高の思い出やすべての成功をありがとう。君たちは友人であり、家族だ。ペップ・グアルディオラ、僕を信じ、2017年に僕を連れてくれるために尽力してくれたことに感謝している。ともに17個のトロフィーを獲得した。あなたの指導のおかげで今の僕がある。僕は生涯感謝し続ける」
「そして最も大切なファンへ。初日から君たちのクラブの一員として迎えてくれたことに感謝している。ホームとアウェーの毎試合での揺るぎない応援を僕は決して忘れはしない。みんなの継続した成功を祈っている。ありがとう」