ミランは、フィオレンティーナからセルビア代表FWルカ・ヨヴィッチを獲得したことを発表した。
フランクフルトで大きなインパクトを残し、その後レアル・マドリーに移籍したヨヴィッチ。しかし、世界最高峰のクラブで期待されていたほどの活躍ができず、期限付き移籍を経て昨夏にフィオレンティーナに完全移籍していた。すると、ヨーロッパ・カンファレンスリーグとコッパ・イタリアで決勝進出を果たしたチームで公式戦50試合に出場、13ゴールを記録する活躍を見せていた。
そんなヨヴィッチに対しては、今夏にストライカーの補強を目指すミランからの関心が伝えられていた。しかし、ミランは当初ポルトFWメフディ・タレミらの獲得を優先。さらにセビージャFWラファ・ミルの獲得に動いたものの、どちらも失敗に終わったと報じられている。
そして、ミランは移籍市場閉幕直前にヨヴィッチにターゲットを変更。ヴィンチェンツォ・イタリアーノ監督の構想からは外れていたとされる25歳FW獲得へ向け、一気に交渉をまとめることに成功している。
ミランは公式ウェブサイトで、「ミランは完全移籍でのルカ・ヨヴィッチとの契約を発表する。セルビア人ストライカーは2024年6月30日までの契約にサインした」と伝え、また15番のユニフォームを着用することも決まった。
なおヨヴィッチは、ミランにとってクリスチャン・プリシッチやサムエル・チュクウェゼ、ルヴェン・ロフタス=チークらに続く今夏10人目の新戦力になった。




