Loftus-Cheek Milan RennesGetty

ミランMFロフタス=チークが明かす「ピッチ内外で大きな差があった」監督とは?

ミランMFルーベン・ロフタス=チークが25日、イタリアのサッカーメディア『クロナケ・ディ・スポリャトーイオ』のインタビューに応じ、これまでに指導を受けたイタリア人指揮官らについて語った。

ロフタス=チークは昨夏にチェルシーからミランに加入すると、ステファノ・ピオリ指揮下で活躍を見せ、2位争いを演じるチームに貢献している。過去にチェルシーでアントニオ・コンテやマウリツィオ・サッリらイタリア人指揮官の指導を受けた経験もあるイギリス人MFが、ミラン指揮官や元ユヴェントス指揮官らに言及した。

「ピオリは絶えずフィードバックをくれるんだ。動画も使ったりしてね。監督やスタッフと試合を見てどこをどのように改善するべきか、僕のプレーの分析に取り組むことは、現代サッカーにおいて重要だと思っている。僕が気づいたことだが、イタリア人指揮官たちは決して選手を完成品として見ていない。常に選手との取り組みを行って、成長の手助けをしようとしているんだ」

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「コンテはファンタスティックな人物だ。最初は彼のことをよく知らなくて、チェルシーで初めて会った時は穏やかに見えた。ところがベンチに座ったとたん、まったく異なる人物になった! 情熱的で爆発的だった。コンテはピッチ内外で大きな差があったよ」

2018年以降、イングランド代表から遠ざかっているロフタス=チーク。ミランでの活躍をきっかけに、EURO(ユーロ)2024へ出場することを夢見ている。

「イングランド代表でEUROに出場できることを願っている。だが現在は、僕が招集されるのは難しいように思う。またイングランドでプレーしたいが、僕の目標はミランで良いプレーを見せることだ。イングランド代表への招集は、ミランでのパフォーマンスの結果でしかないからね」

さらに、ロフタス=チークはミランに幹部として復帰したズラタン・イブラヒモヴィッチ氏について語った。

「イブラはあの役職に就いてから大きな手助けとなっている。僕らがロッカールームから出てくるのを待ち、励ましてくれるんだ。ピッチではみんなと話をしてくれる。ファンタスティックなリーダーだよ。全力を尽くせるように鼓舞してくれるんだ」

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