現地時間7日、チャンピオンズリーグ(CL)はグループリーグ第6節が行われ、グループBでは南野拓実の所属するリヴァプールが敵地サン・シーロでミランと対戦した。
開幕5連勝ですでに首位通過を決めているリヴァプールはターンオーバーを採用し、サラー、マネ、アリソン以外は普段控えのメンバーを起用し、南野も先発メンバーに名を連ねた。
一方、突破のためには勝つことが最低条件となっているミランは、当然のようにベストメンバー。1トップにイブラヒモヴィッチが君臨し、2列目にはブラヒム・ディアス、クルニッチ、メッシアスが起用された。
普段戦っているメンバーとはほぼ総入れ替えに近いリヴァプールは、連携不足からくるミスが散発。前線のサラーとマネにいい形でボールを供給できず、選手たちの表情からもやりづらさを感じさせた。
そんなリヴァプールの隙を突きたいミランだが、サラー、マネを含む前線からのプレスに苦戦し、前線の起点となりうるイブラヒモヴィッチには屈強なコナテがきっちりと体を寄せて自由にさせず。前線でボールが収まらないミランに対し、徐々にこのメンバーでの戦いに慣れ始めたリヴァプールが主導権を握り始める。
そんな中で先手を取ったのはミラン。29分、右CKをメッシアスが左足でニアサイドに蹴ると、ロマニョーリは触れなかったものの南野のクリアが空振りに終わり、ゴールに向かうボールをたまらずGKアリソンがはじく。これを目の前にいたトモリが押し込み、ミランが待望の先制点を奪った。
しかし、リヴァプールもすぐに反撃。36分、オックスレイド=チェンバレンがバイタルエリアでドリブルを仕掛けてシュートを放つ。これはGKメニャンがはじき返したが、こぼれ球にいち早く反応したサラーが押し込みリヴァプールが試合を振り出しに戻した。
追いついたリヴァプールが再びペースを握るが、1-1のまま前半終了。迎えた後半、勝ち越したいミランに対し、リヴァプールも攻撃の手を緩めない。
48分、ペナルティーエリア手前左でボールを受けた南野が、前を向いてそのまま右足を振り抜く。しかしこれは枠を捉え切れず、ゴール上へと外れる。
さらに55分、自陣ゴール前でボールを受けたトモリのトラップミスをマネが奪ってそのままシュート。これはGKメニャンがはじき返したが、このこぼれ球をオリギが頭で押し込み、リヴァプールが逆転に成功する。
これで突破にはあと2点が必要となったミランは59分、B・ディアスとトナーリを下げてベナセルとサレマーカーズを投入し、65分にはカルルを下げてフロレンツィを投入。逆にリヴァプールは64分、サラーとマネがお役御免となり、ケイタとゴメスが投入される。
1点リードのリヴァプールが試合をコントロールする中、南野は献身的な動きでボールを引き出し、前線と中盤のリンクマンとして機能。80分にはオリギを下げてファビーニョを投入し、守備を強化して逃げ切りを図る。
83分にクルイッチを下げてバカヨコを投入したミランは85分、そのバカヨコのスルーパスに抜け出したケシエがGKアリソンと1対1に。しかし、チップキックでのシュートはアリソンが肩に当ててブロックする。
その後も攻勢に出るミランだが、逆にリヴァプールがカウンターから3点目を奪う決定機を作り出す。しかし、オックスレイド=チェンバレンが抜け出した決定機はDF必死の戻りもあって枠外へ。
終了間際には南野とネコ・ウィリアムズを下げて若手を投入し時間を使ったリヴァプールが、グループリーグ6戦全勝を果たした。敗れたミランは他会場の結果で4位に転落することとなった。
■試合結果
ミラン 1-2 リヴァプール
■得点者
ミラン:トモリ(29分)
リヴァプール:サラー(36分)、オリギ(55分)




