Leao Milan GironaGetty Images

「レオンの継続性を引き出せる監督は世界のどこにもいない」ミラン10番に伊メディアの見解は…

セルジオ・コンセイソン監督の下で再出発したミランについて、イタリアメディア『メディアセット』がチームを分析した。

昨夏に就任したパウロ・フォンセカ前監督の下でチーム再建を目指したが、主力のラファエウ・レオンやテオ・エルナンデスらが不調に陥るなど継続性を欠き、昨年末で指揮官交代を決断したミラン。新たにコンセイソン監督を迎えた中、レオンは5試合で2ゴール1アシストを記録しているが、現地では好不調の波が激しいことも指摘されている。

そんな中、『メディアセット』がコンセイソン監督のチームを特集。「ポルトガル人選手がパフォーマンスで継続性を示すことは決してないだろう。だが、彼の炎は違いを作り出す」とし、レオンについて分析した。

同メディアは「パウロ・フォンセカは“アメと鞭”のメソッドで、ラファからその炎を取り除く大仕事をやってのけた」と主張。その後任となったコンセイソン監督は“炎”を灯すことに成功したが、「ラファエウ・レオンに一番足りない継続性という素質を引き出せる監督は、世界のどこにもいないというのが最もらしい説だろう」と指摘し、「奇跡は起こせない」と主張した。

それでも「(チャンピオンズリーグの)ジローナ戦をこじ開けた時のようなゴールは、彼にしか挙げられない」と才能を評価し、「それが起きれば、相手がどんなチームであっても結果が有利になるチャンスが十分ある」と指摘。「穏やかなレオンがミランにとって試算不可能な宝であることを(ミラン指揮官が)完璧に理解した」との見解を示している。

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