今冬の移籍市場でミランに加入したジョアン・フェリックスは、今シーズン終了後にミラノを去る可能性が高まっているようだ。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。
今冬チェルシーから買取オプションなしのレンタルでミランに加わり、ミランの冬の目玉補強となったジョアン・フェリックス。しかし、ここまでの公式戦9試合で1ゴール1アシストと結果を残せず。『ガゼッタ・デロ・スポルト』は「ジョアン・フェリックスは、ほぼ終わり。コンセイソンと共に、ミランに別れを告げる」との見出しでシーズン終了後の退団を予想している。
同メディアは「(ミラン指揮官セルジオ)コンセイソンが強いスポンサーとなってミラネッロに上陸したため、指揮官が交代すれば、ジョアンがミランに残る可能性は実質ゼロになる」と指摘。「もしジョアン・フェリックスがミランの成功に貢献して、ディアーヴォロ(ミランの愛称)のベンチでコンセイソンが続投する場合、期限付きの取引を完全移籍へと変える交渉がチェルシーとの間でスタートする」としたが、「コンセイソンは大きなサプライズがない限り、2025-26シーズンのミランの指揮官にならず、ジョアン・フェリックスはミラネッロのロッカーを空にすることになるだろう」とし、指揮官とともにチームを去る可能性が高いと分析した。
最後に同紙は「ジョアンとミランの物語は、すでにエンディングクレジットであるように見える」と主張する一方で、「ハッピーエンドの可能性は常にある」として、「もしコッパ・イタリアでトロフィーを獲得できれば……」とつづり、カップ戦でのタイトル獲得がフェリックスの運命を変える可能性があることに言及した。今後の動向は注目されるところだ。
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