ミラン幹部のズラタン・イブラヒモヴィッチ氏が17日、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じ、ジョアン・フェリックスやテオ・エルナンデスらの去就などに言及した。
昨夏からチームを率いたパウロ・フォンセカを昨年末に解任し、新指揮官セルジオ・コンセイソンの下で再出発したミラン。今冬は、半年前の方針を覆すような大型補強を敢行して注目を浴びた。イブラヒモヴィッチ氏は、移籍市場最終日にチェルシーから今シーズン限りの期限付きで加入したジョアン・フェリックスの来シーズン以降の去就に見解を示した。
「6月末以降もミランに残るかを検討しているか? その通りだ。全ての可能性がある。現在は、良いパフォーマンスを引き出すために、彼が良い状態でいられるようにしなければならない。彼は良いプレーを見せている。まだ始まったばかりで、シーズン終了後に話をしたい」
続いて元スウェーデン代表のスーパースターは、来シーズン終了後に契約期限を迎えるGKマイク・メニャンとテオ・エルナンデス、2028年6月末までの契約を結ぶティジャニ・ラインデルスにも言及。「3人全員と話をしているが、全てわれわれのコントロール下にある。彼らはミランでいることに非常に満足していて、ここで続けることを望んでいる。だがこれ以上のことはない」と説明した。
またイブラヒモヴィッチ氏は、チャンピオンズリーグのフェイエノールト戦の前日会見の席で、今冬に同クラブから加入したサンティアゴ・ヒメネスについて言及。「ヒメネスは仕留め屋だよ。ゴール前にいるが、(セルジオ・コンセイソン)監督の下では『走らないならプレーさせない』ので、走ることもしなければならない」と語ったほか、10番のラファエウ・レオンを鼓舞した。
「みんながレオンのことを話すのは素晴らしい。みんなが彼にどんなプレーをするのかを尋ねているようだが、彼は世界最強選手の1人だ。そんな選手に、どのようにプレーするべきかをこちらから説明するのかい? 世界最強クラスなのだから、彼自身が知っているはずだ。戦術面での指示をすることはできるが、どのようなプレーをするべきかを説明する必要はない。彼自身が説明してくれるだろう」


