ミラン幹部のズラタン・イブラヒモヴィッチ氏が13日の記者会見に出席し、新指揮官パウロ・フォンセカや若き逸材について語った。
オーナーのシニアアドバイザーとして古巣ミランに復帰したイブラヒモヴィッチ氏は、幹部として初めてとなる記者会見に出席。昨シーズン限りで監督を退任したステファノ・ピオリへ感謝の意を述べつつ、新指揮官にポルトガル人のフォンセカ監督を選択した理由を明かした。
「まずは近年の仕事に関してステファノ・ピオリに感謝の意を表したい。ミランの次期監督はパウロ・フォンセカだ。攻撃的なアイデンティティーを持っているから彼を選んだんだんだ。(ピオリ指揮下で)5年が経過し、選手たちに新たなものを与えたかった。フォンセカは適した人物であると考えている」
ミランは今夏、ボローニャの逸材FWジョシュア・ザークツィーへの関心が伝えられている。イブラヒモヴィッチ氏は、EURO(ユーロ)2024へ向けてオランダ代表に追加招集された23歳FWに見解を示した。
「ザークツィーは強力な選手で、素晴らしいシーズンを送った。ただ、噂話と現実は異なるものだ。彼との比較? 私は比較が好きではない。私はイブラだったが、彼はザークツィーだ。我々には獲得リストがあり、狙っているのは1人だけではない。クラブにとって何が最善であるかを理解しなければならない」
さらに、元ミランのスーパースターは、先日にプロ契約を結んだばかりの下部組織に所属している16歳の至宝FWフランチェスコ・カマルダについて語った。
「彼には同年齢の頃の私よりも才能がある。彼はミランの未来だ。しかし当然、彼がすべての責任を負うべきではない。我々が成長促していかなければならない。彼には成長への意欲と貪欲さがある。1歩ずつ進んでいってほしい」
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