ミランのセルジオ・コンセイソン監督は、27日のボローニャ戦終了後にコメントした。
チャンピオンズリーグでは決勝トーナメント進出プレーオフで敗退し、セリエAでも不振が続くミラン。悪天候により延期となっていた第9節のボローニャ戦は上位浮上のチャンスだったが、1-2と逆転負けを喫した。これで連敗となり、勝ち点41の8位のまま。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』は、「ミランの終わりのない凋落」と厳しい状況を伝えている。
そうした中で、コンセイソン監督は判定が不利に働いたことを主張。また、自身を巡るうわさ話に不快感を示した。
「我々にもっとできることはあったかもしれないが、1失点目に関してとんでもないハンドがあった。全てのエピソードが不利となり、結果において決定的となった。毎日のように、私の状況が話題になっているが、それは良くない。私は自分が何を求めて、何ができるか把握している」
「状況はシンプルだ。『もう必要ない』と言われれば、私は出ていかなければならない。これ以上1ユーロすら請求することなく、荷物をまとめるつもりだ。私はリスペクトされておらず、かなり批判されている。だが、実績なしにここへやって来たわけではない。CLで約100試合の指揮を執り、タイトルを13回獲得した。毎日、私のことを話して楽しんでいるようだが、私にも家族がいる。寄り添ってくれている彼らが、私に対する数々の嫌味を目にすることは適切ではない。私やスタッフに対してリスペクトを求める。この状況には腹が立つ」


