Rafael Leao Milan Lecce 06042024Getty Images

「自分を怪物と思っているのが問題」カッサーノの辛辣批判に…ミランFWレオンの反応は?

元イタリア代表FWのアントニオ・カッサーノ氏は、イタリア国営放送『Rai』のテレビ番組に出演した際、ミランのエースFWラファエウ・レオンに批判的な見解を示した。

現役引退後はコメンテーターとして、歯に衣着せぬ発言で注目を浴びるカッサーノ氏。かつて2011年から2012年にかけてプレーした古巣ミランのエースについて、テレビ番組で批判を繰り出した。カッサーノ氏は、レオンをマンチェスター・ユナイテッドのFWマーカス・ラッシュフォードやナポリのFWフヴィチャ・クヴァラツヘリアらと比較し、以下のように指摘している。

「レオンは見かけ倒しだという考えを改めたかって? それは全くあり得ないね。今でもそう思っているよ。ラッシュフォードが昨シーズン、素晴らしいリーグでプレーし、ウィンガーとして挙げた得点数を見てみれば分かる。クヴァラツヘリアも加入するなり、攻守両面をこなして素晴らしい戦いぶりを見せた。イタリアのリーグのレベルは高くないのに、レオンは自身がフェノーメノ(怪物)であると思っていて、彼にこびへつらう人たちがいるところが問題だ」

以下に続く

「彼はフィジカルのパワーがある平凡な選手なんだ。ろくでもないリーグで5カ月半、得点がない時期もあった。セリエAにはクオリティがない。インテンシティがない。リズムがない。そこで少し個人プレーをし、ドリブルをしただけで『ああ、強い。価値がある』と言うなんてね」

「俺はカンピオーネ(王者)やフェノーメノたちとプレーする幸運に恵まれた。そして、本物の違いを作り出す姿を見てきた。俺が現役だった15年前だったら、彼は6、7位を争うチームでも出場できなかっただろう。残念なことに、イタリアではこれだけでうまい選手の扱いになる」

そんなカッサーノの批判に対し、ミランの10番は公式X(旧ツイッター)を更新して反応。道化師の絵文字を並べて皮肉に答えた。

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