名将ファビオ・カペッロ氏がイタリアメディア『スカイスポーツ』の番組に出演し、古巣のミランについて見解を示した。
ステファノ・ピオリ率いる昨シーズンのセリエA覇者ミランは、トッテナムとのチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16の1stレグで先勝し、8日に行われる2ndレグでロンドンへと乗り込む。カペッロ氏がCLの一戦を前に、ミランの対戦相手となるトッテナムについて見解を示した。
「トッテナムはリーグ戦の前節で負けにふさわしくなかったとはいえ、まだ(ハリー)ケインは最高の状態ではないように見受けられる。2、3試合前までは活発でチームのプレーに参加していたが、直近の試合では孤立していた。(アントニオ)コンテは常に彼を擁護しているが、自身の中でスピリットが足りないのかもしれない。ソン(フンミン)も何度か決定機を逃したが、失敗すればその代償を払うことになるのが常だ」
続いてカペッロ氏は、ピオリ指揮下で近年大きな進化を遂げたポルトガル代表の逸材ラファエウ・レオンに言及。その実力を認めつつ、苦言も呈した。
「私はレオンのことを批判する。彼はもっと努力しなければならない。時々、注意力が足りない時がある。相手選手を追走する際、絶対にボールを奪ってやろうという意欲が感じられない。だが彼は、どんな瞬間にもゴールやアシストで試合を決める能力のある選手だ」
「相手を不安にさせる選手であり、警戒を余儀なくされる。レオンがいなければ、対戦相手はテオ(エルナンデス)のことだけを心配すればよい。昨シーズンのミランの強みは、まさにこの2人のコンビだった。1人は唯一無二のスピードを持ち、ものすごく危険なシュートを放つ。そしてもう1人はまるで相手が存在しないかのように、いとも簡単に1対1で相手を抜き去ることができる。ヨーロッパにおいても限られた選手にしかできない。推進力とスピードはまるで(キリアン)エンバペのようだ」




