ブレーメンからフランクフルトへ移籍したGKミヒャエル・ツェテラーが、古巣サポーターに向けて、自身の後継となる21歳のGK長田澪へのサポートを呼びかけた。
ブレーメンは20日、GKツェテラーのフランクフルト移籍を発表した。10年以上クラブに在籍し、ここ2シーズンは正GKを務めた30歳のドイツ人守護神は、パリFCへ移籍した元ドイツ代表GKケヴィン・トラップの後釜としてフランクフルトに加入する。今後は負傷離脱中のブラジル人GKカウア・サントスと正GKの座を争うことになる一方で、ブレーメンでは控えGKだった日独ハーフの長田(欧州での登録名は“Mio Backhaus”)が、その後を継ぐことになる。
同日、ツェテラーは自身のインスタグラムを更新。感極まった様子で、10年間指導を受けたGKコーチのクリスティアン・ヴァンダ氏をはじめ、スタッフやチームメイト、そしてサポーターへの感謝を伝える動画を投稿した。さらに、長田について、サポーターに向けて次のように呼びかけている。
「君たちにお願いがある。これからゴールを守る若者を、僕と同じように応援してほしい。彼には楽しみにできることがたくさんあるし、才能もあって、きっと活躍してくれるはずだ。君たちが彼を支えれば、うまくいかないはずがない」
なお、フランクフルトは23日に行われるブンデスリーガ開幕節でブレーメンをホームに迎える。負傷などがなければ、この試合でツェテラーはフランクフルトのゴールマウスを守り、長田はブレーメンの守護神としてトップチームデビューを果たす見通しだ。





