Inter Miami CF v New England RevolutionGetty Images Sport

ブスケツに続き…元スペイン代表DFジョルディ・アルバが今季終了後の現役引退発表「サッカーはすべてを与えてくれた。ありがとう」

インテル・マイアミの元スペイン代表DFジョルディ・アルバが今シーズン終了後の現役引退を発表した。

バレンシア下部組織出身のアルバは、19歳のときに期限付き先のヒムナスティックでファーストチームデビューを飾り、2009年からバレンシアの主力としてプレー。その後、2012年にスペインの名門バルセロナに移籍して、在籍した11シーズンで6度のラ・リーガ優勝や1度のチャンピオンズリーグ優勝など、リオネル・メッシらとともにクラブの黄金期を支えた。また、2011年にデビューしたスペイン代表ではEURO2012と2022-23シーズンのUEFAネーションズリーグ制覇に貢献した。

2023年夏にバルセロナから退団したアルバは、アメリカのメジャーリーグ・サッカー(MLS)のインテル・マイアミに加入。バルセロナ時代のチームメイトであるメッシやセルヒオ・ブスケツ、ルイス・スアレスとともにプレーし、2023年リーグスカップ優勝や2024シーズンのレギュラシーズン優勝を成し遂げた。

36歳となった今シーズンもここまで公式戦44試合に出場して7得点11アシストと左サイドバックの主力としてプレーしてきたアルバだが、7日に今シーズン終了後の現役引退を発表した。

アルバは『Instagram』に投稿した動画の中で「僕の人生の中で本当に大きな意味のあるチャプターを閉じるときが来てしまった。シーズン終了後にプロフットボールキャリアに終止符を打つことを決めた。確信と平穏、そして幸福とともにこの決断を下した。なぜなら、僕にあるすべての情熱とともにこのキャリアを歩んできて、今が新しいチャプターを始め、最高の気持ちでこれまでのチャンプターを閉じるタイミングだと感じたからだ」と話し、在籍した各クラブへの感謝を述べた後に、フットボールに対して感謝を語った。

「フットボールは僕に本当にすべてを与えてくれた。チームメイト、コーチ、スタッフ、クラブ関係者、そして僕の最大限を引き出してくれたライバルたちに感謝する。僕の人生を形作ってくれたクラブに特に感謝したい」

「すべてを出し切ったことを理解しながら僕は今日、このチャプターを閉じる。フットボールは人生の中でこれからも常に欠かせない存在であり続ける。フットボール、すべてをありがとう」

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