清水エスパルスは11日、ソウルイーランドFC（韓国）に期限付き移籍していたMF増田誓志（34）が2019シーズン限りで現役を引退することを発表した。
2004年に鹿島アントラーズでプロキャリアをスタートさせ、同クラブで2012年までプレーした増田は、蔚山現代（韓国）やアル・シャルジャSCC（UAE）を経て2017年に清水に到着。今シーズンは、K2リーグのソウルイーランドFCで12試合に出場していた。また、各年代の日本代表にも召集されており、A代表でも出場経験を持つ。
国内の公式戦通算では、J1リーグ204試合15ゴール、リーグカップ51試合5ゴール、天皇杯23試合7ゴールの成績を残している。
現役生活を終える増田は、清水の公式サイトを通じて「ファン、サポーターの皆様、クラブ関係者の方々、パートナー企業の皆様へ。私は今シーズンをもちまして16年間のプロサッカー選手人生を引退する事に決めました」と報告し、以下のように続けた。
「16年間というキャリアは、自分が想像していた選手生活よりも長くサッカー選手として、何一つ悔い無く出し切って終われる事が出来たと思います。また、ここまでやってこられたのは皆様の支えがあったからこそだと心から感謝しております。人に恵まれて、またクラブに恵まれて、皆様のお陰で本当に沢山の貴重な経験をさせて頂きました」
さらに、「鹿島アントラーズ、モンテディオ山形、大宮アルディージャ、清水エスパルス、Ulsan Hyundai FC、Seoul ElandFC、Sharjah SCC、これら素晴らしいすべてのクラブでサッカーをさせて頂いた事、皆さんと過ごした時間は私の誇りであり、一生の宝物です。これから先は1人のサッカーファンとしてサッカーを楽しませて頂き、皆さんを応援していきたいと思います。本当にありがとうございました」と感謝を伝えた。
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