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メッシの指導はできない?モウリーニョの持論「馬鹿げた考え。彼が教えてくれることはあるかも」

ジョゼ・モウリーニョ氏が「一緒に仕事をしたかった選手」と「最も喜びを感じた優勝」を問われ、自身の見解を口にしている。

これまでポルトやチェルシー、インテル、レアル・マドリー、マンチェスター・ユナイテッド、トッテナム、ローマと数々のビッグクラブの指揮官を歴任し、2度のチャンピオンズリーグ制覇に加え、史上初めて欧州カップ3冠を達成してきたモウリーニョ氏。今季スタート時点でローマを率いていたものの、今年1月に成績不振によって電撃解任される事態に。現在はフリーとなっており、本人はサウジアラビアのチームを率いることを否定しているが、オファーには前向きな姿勢を示しているとされている。

そんな中、モウリーニョ氏は自身のYouTubeチャンネルでインフルエンサーのオーム氏と対談。一緒に仕事をしたかったスーパースターを挙げてほしいと言われ、リオネル・メッシの名前を出しつつ自身の思いを明かした。

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「例えば、私はリオネル・メッシを指導することができなかったが、誰もメッシを鍛えることはできない。メッシを指導できると考えるのは馬鹿げているよ。彼は生まれながらにすべてを備えていて、すでにすべてを知っているからね。彼が教えてくれることはあるかもしれない。言えるのは、彼をチームに迎えることができれば名誉ということだけだ」

「ローマのテーマにとどまるなら、インテルやレアル・マドリードにいた(ダニエレ)デ・ロッシも良かったが、それは不可能だった。(フランチェスコ)トッティもインテルに欲しかったが、当時の年齢的にも不可能だった。これらの選手たちは、私のキャリアにおいて常に欲しかった選手たちだ」

またモウリーニョ氏は「最も喜びを感じた優勝」を問われると、「いい思い出も悪い思い出もたくさんある。もし一つを選ぶとしたら、一番最近のものを選びたい」とし、ローマでのヨーロッパ・カンファレンスリーグ優勝と主張。加えて「私のキャリアには素晴らしいもの、記憶に残る素晴らしい試合がたくさんあり、一つや二つ選ぶのは不可能だ」と語りながら、素晴らしい思い出の一方で悪い思い出もたくさんあると強調している。

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