guardiola messiGetty Images

メッシが最高の監督に挙げるのは…「疑いの余地なくグアルディオラだ。彼との日々をもっと噛み締めておくべきだった」

パリ・サンジェルマンに所属するFWリオネル・メッシが、最高の指揮官としてジョゼップ・グアルディオラ現マンチェスター・シティ監督の名を挙げている。

その長いキャリアの中で何人もの指導者のもとでプレーしてきたメッシだが、グアルディオラ監督は特別な存在だったようだ。スペイン『モビスタール・プルス』で、ホルヘ・バルダーノ氏との対談番組に出演したアルゼンチン代表FWは、バルセロナ時代に指導を受けた同指揮官について、次のように語っている。

「グアルディオラの時代は並外れていた。彼がやって来て、色々と教えてもらった後、僕たちはチームを信じられるようになった。あの世代の選手たちは唯一無二だ。誰が相手でも勝利をつかむことができたんだから。もちろん痛ましい敗戦もあったけれど、僕たちは練習で自信を手にできていたんだ。あの日々について、もっと噛み締めておかなかったことを後悔している。僕たちは一日一日に集中していて、そうしたことに気づくことができなかった。グアルディオラがどうやって試合に向けて準備をして、自分たちがどんなプレーをしていたのかをね」

「僕たちは簡単にそうしたプレーをこなしていたし、自分たちが行っていることがあまりに自然で、ちゃんと意識することがなかった。時間が経ってから、あれが唯一無二のことだって気づいたんだよ。グアルディオラはフットボールにひどいことをしてくれた。あれが簡単なように思わせて、世界中がコピーすることを求めてしまったんだからね」

「彼は疑いの余地なく最高の監督だ。何かが特別なんだよ。試合の捉え方、準備の仕方、選手たちへの伝え方、とね」

メッシはまた、確執が騒がれたこともあるルイス・エンリケ現スペイン代表監督についても言及。バルセロナではグアルディオラ監督に続き、ラ・リーガ、コパ・デル・レイ、チャンピオンズリーグの三冠をともに達成した指揮官である。

「ルイス・エンリケはグアルディオラにとても似ている。グアルディオラは特別だが、ルイス・エンリケの試合に対する準備と観察眼は彼と似ているところがある。相手に打撃を与えるスペースを見つけたりしてね」

「彼との確執報道について? 僕がアルゼンチンでバケーションを過ごして帰ってきたときのことだ。1月2日か3日に試合を戦い、僕はベンチに行って彼と少し後を引くような口論をした自分はそうしたリアクションを見せる人間で、そこでは何もコントロールをしない。それからよく考えなかったこと、違う振る舞いだってできたことを後悔するんだ。僕はそういう人間なんだよ。自分を偽ったことはないし、自分が考えた、または考えていることを口にする。何千回も過ちを犯してきたけど、これからだってそうし続けるだろう」

「ルイス・エンリケとは最終的には素晴らしい関係を築き、最後の日には皆で行かないでくれと彼に言ったんだ。僕たちは彼と一緒にいられて本当に良かった。彼は自分のキャリアの大切な一部なんだよ」

メッシはさらに、アルゼンチン代表として臨むカタール・ワールドカップへの意気込みも表している。

「僕は違う形で物事を楽しむ術を学んだんだ。年齢的にすべてが終わるまでの時間がどんどん少なくなっている。今はクラブ、代表チームでの日々と、あらゆることを楽しめているよ」

「僕たちはとても素晴らしいグループだと思う。各選手たちが素晴らしい時期を過ごしているしね。ジオ(ヴァニ・ロ・チェルソ)の負傷は残念だったけれど、僕たちは戦っていくよ」

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