世界でも最も権威あるフットボール個人賞バロンドールを主催するフランス誌『フランス・フットボール』が、バロンドール・ドリーム・チームと称して歴代ベスト・イレブンを発表した。
新型コロナウイルスの影響によって2020年のバロンドール選出を中止した『フランス・フットボール』は、同賞に代わり史上最高のベスト・イレブンを決定する企画を立ち上げ、ついに発表の運びとなった。バロンドールのように世界各国の140人の記者の投票により、各時代から11人が選出されている。
1-3-4-3のフォーメーションで選ばれたのは、先に亡くなったディエゴ・アルマンド・マラドーナ氏やペレ氏など錚々たるメンバーだ。現役の選手からは、リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドも選ばれている。バロンドール・ドリーム・チームの11人は、以下の通り(カッコ内はプレーした代表チーム)。
GK:レフ・ヤシン(ソ連)
DF:カフー(ブラジル)、フランツ・ベッケンバウアー(西ドイツ)、パオロ・マルディーニ(イタリア)
MF:チャビ・エルナンデス(スペイン)、ローター・マテウス(西ドイツ)、ディエゴ・マラドーナ(アルゼンチン)、ペレ(ブラジル)
FW:リオネル・メッシ(アルゼンチン)、ロナウド(ブラジル)、クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)
『フランス・フットボール』はさらに、以上のベスト・イレブンには選ばれなかったものの、多くの投票数を獲得した選手たちでセカンドチーム、サードチームも組んでいる。
◆セカンド・チーム
GK:ジャンルイジ・ブッフォン(イタリア)
DF:カルロス・アウベルト(ブラジル)、フランコ・バレージ(イタリア)、ロベルト・カルロス(ブラジル)
MF:アルフレド・ディ・ステファノ(アルゼンチン、スペイン、コロンビア)、フランク・ライカールト(オランダ)、アンドレア・ピルロ(イタリア)、ジネディーヌ・ジダン(フランス)
FW:ロナウジーニョ(ブラジル)、ヨハン・クライフ(オランダ)、ガリンシャ(ブラジル)
◆サード・チーム
GK:マヌエル・ノイアー(ドイツ)
DF:フィリップ・ラーム(ドイツ)、セルヒオ・ラモス(スペイン)、パウル・ブライトナー(西ドイツ)
MF:ミシェル・プラティニ(フランス)、ヨハン・ニースケンス(オランダ)、ジジ(ブラジル)、アンドレス・イニエスタ(スペイン)
FW:ジョージ・ベスト(北アイルランド)、マルコ・ファン・バステン(オランダ)、ティエリ・アンリ(フランス)
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