ガラタサライに所属する元ベルギー代表FWドリース・メルテンス(38)が現役を引退することを発表した。トルコメディアが揃って伝えている。
メルテンスは、オランダのAGOVVでキャリアをスタートさせ、ユトレヒト、PSVアイントホーフェン、ナポリなどで活躍。とりわけナポリでは9シーズンにわたって在籍。397試合148ゴール・90アシストを記録し、コッパ・イタリア2回の優勝を経験するなど中心選手としてプレーした。
そして、2022年にガラタサライへ加入。同クラブでは136試合に出場し、25ゴール・36アシストを記録。スーパーリーグ3回、トルコカップ1回、スーパーカップ1回優勝した。
そして23日、契約満了に伴いメルテンスは引退を発表。7月3日に行われる元チームメイトのマレク・ハムシクの引退試合で最後のピッチに立ち、この試合を最後に現役を引退することになるようだ。メルテンスは感動的なメッセージを送り、「君と最後の試合をするのが待ちきれない。サッカーには別れを告げたが、君のために最後にスパイクを履く。君はいつまでも僕のキャプテンだからね」と語った。
なお、メルテンスは国際舞台でベルギー代表として109キャップを獲得し、2度のワールドカップに出場している。




