フランス代表FWキリアン・エンバペは、自身の将来について「もう落ち着いている」と明かしている。
今季限りでパリ・サンジェルマン(PSG)との現行契約が満了となるエンバペ。すでにスペインやフランスの複数メディアがレアル・マドリーへの移籍が決定的になったと報じており、ルイス・エンリケ監督も「遅かれ早かれキリアンなしでのプレーに適応しないと」と移籍を示唆する発言を残していた。
レアル・マドリー移籍で契約ボーナスに加え、年俸1500万ユーロ~2000万ユーロ(約24億~32億円)+ボーナスを受け取るとされるエンバペ。そしてフランス『Telefoot』のインタビューでは、落ち着いた状態で今夏のEURO2024へ挑むと語っている。
「(僕の状況は)いずれみんなが知るだろう。安心してEUROへ向かうよ。もう落ち着いている。それはもうクラブ(PSG)でも話題になっていないし、誰も話していない。心配はないよ。安心して、そして偉大なことを成し遂げるという確信を持って、EUROへ挑むつもりだ」
なお、同じくフランス代表の同僚であり、レアル・マドリー所属のオーレリアン・チュアメニは「スペインの人はエンバペという選手をよく知っている。もし日常的に彼を見ることになれば、いかに偉大な選手であるかも理解できると思うよ」とし、ラ・リーガへの上陸を示唆するようなコメントを残している。