レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長が、フランス代表FWキリアン・エンバペの獲得失敗について語っている。
今夏の移籍市場で最大の注目を集めていたエンバペの去就。昨夏の時点で巨額のオファーを提示していたレアル・マドリーは、そのオファーはパリ・サンジェルマン(PSG)側に断られたものの、2021-22シーズンの契約満了をもってチームに加えることが決定的と複数メディアで伝えられていた。
しかし、エンバペはシーズン最終盤に新たにPSGと2025年まで契約を延長。今夏のレアル・マドリー移籍の可能性は消滅した。この残留劇には、フランスのエマニュエル・マクロン大統領が本人に助言を行ったことなども公言しており、世界中で話題となった。
ペレス会長はスペイン『El Chiringuito』に対し、今夏のエンバペ獲得失敗について言及。昨年のオファーについても言及しつつ、以下のように語っている。
「エンバペについては簡単だ。彼は私を裏切っていないし、レアル・マドリーでプレーしたいという希望を周りに伝えていた。それが夢だとね。(PSG)は8月に手放すことを許さず、我々のオファーを受け入れなかった」
「我々は1年待ったよ。エンバペは常に、自分の夢はレアル・マドリーだと言っていた。だが、それが変わる15日前、彼は政治的にも経済的にも圧力を受けて封じ込められたのだ。我々もそれに気づいたよ。私は、ここに連れてきたかったエンバペではないエンバペを見た。夢は変わってしまったようだ」
「マクロンが電話をかけ、強烈な圧力があった。そしてカタールからは人を狂わせるようなオファーを持ちかけられる。(レアル・マドリー初代名誉会長アルフレッド)ディ・ステファノが語ったように、『クラブより大きな存在はない』。ここには変えたくない価値観があるんだ。私は今でもエンバペに愛着を持っているよ」
「政治的圧力が2つの国から……23歳に対して強烈なプレッシャーがある。我々は法律で事前契約も結べなかった」




