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レアル・マドリーFWキリアン・エンバペが、12月1日のラ・リーガ第15節、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのヘタフェ戦で見せた振る舞いが話題となっている。
30分にMFジュード・ベリンガムが先制点、38分にエンバペが追加点を決めて勝利したレアル・マドリー。ベリンガムのゴールはPKから記録したものだったが、その際エンバペがキッカーの座を譲っていた。『DAZN』のテレビカメラがその様子を捉えていた。
チャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第5節リヴァプール戦(0-2)で、GKクィービーン・ケレハーにPKを止められて批判を浴びたエンバペは、今回はキッカーをパス。ベリンガムに対して「君、君だ」と言って、ペナルティーエリアから離れていった。
エンバペがキッカーの座を譲ったのは、ベリンガムに対してだけではなかった。後半には自身のシュートがDFフアン・ベロカルのハンドを誘発したとPK判定となり、実際には足に当たっていたことでVAR介入後に取り消された。エンバペはそのPK判定の直後に、FWロドリゴに対して「君が蹴りたいか?」と言い、またもキッカーを任せる意思を示していた。ただしこの場面ではMFルーカス・バスケスの介入もありながら、ロドリゴが一度は蹴ろうとしたボールをエンバペに渡している。
PKを蹴ろうとはしなかったエンバペ。マドリーへの適応がうまくいかない状況で、ゴールを決めて自信をつける意思も、リヴァプール戦のPK失敗のリベンジを果たす意欲も示さなかったことは、一部サポーターから否定的に捉えられている。




