レアル・マドリーにMFフランコ・マスタントゥオノ(18)を放出する考えは一切ないようだ。スペイン『マルカ』が報じている。
『マルカ』曰く、欧州の複数クラブがマスタントゥオノをレンタルで獲得することに興味を持っている模様。その内の一クラブはナポリで、すでに問い合わせも行ったという。
しかしレアル・マドリーには、たとえレンタルでもマスタントゥオノを放出する考えは一切ない様子。今夏PSGらとの争奪戦を制し、リーベル・プレートに移籍金6000万ユーロを支払って獲得した同選手には大きな期待を寄せており、武者修行に出す必要性も感じていないようだ。
マスタントゥオノは今季のレアル・マドリー加入後、すぐさまレギュラーの座をつかんだものの、11月3日に恥骨炎に苦しみ戦列から離脱。復帰後はレギュラーからベンチ要員となり、そのために他クラブが関心を示していたようだが、選手本人にもマドリーを離れる気はないとのことだ。現在、恥骨炎の再発防止のために細心の注意を払っているマスタントゥオノは、レアル・マドリーで欧州のフットボールに適応し、同チームを助けていくことを目標に掲げているとされる。
なおアルゼンチン代表の最年少デビュー記録を保持するマスタントゥオノは、2026年北中米ワールドカップ(W杯)出場も目指しているが、アルジェリアとの初戦に出場すればFWリオネル・メッシが保持する同代表の最年少W 杯出場記録(18歳357日)を20日間短縮することになる。


