ブライトンに所属するMF三笘薫へのタックルで一発退場となったシェフィールド・ユナイテッドDFメイソン・ホルゲイトが人種差別被害に遭っている。
18日に行われたプレミアリーグ第25節でブライトンとシェフィールド・Uが対戦。開始早々の13分にホルゲイトは三笘へのボール奪取を試みるも、勢いが余り足裏が三笘のひざに直撃。解説者のジェイミー・レドナップ氏が「この数年間で見た最悪のプレーの1つ」と主張するほどの激しいタックルとなってしまい、非難が集まっていた。
このような状況を受け、ホルゲイトは自身の『Instagram』を更新。悪質なタックルについて謝罪をした上で、非難以外に人種差別の被害を受けていることを明らかにした。
「週末にチームメイト、クラブ、ファンをがっかりさせてしまったこと、そして今週も個人的にそうしてしまったことは謝るしかない...」
「ただ、この48時間は耐え難かった... 僕のソーシャルメディア上で絶え間なく続く人種差別的な罵詈雑言...これがそのメッセージの一部!スポーツとして、社会として、僕たちはもっと努力する必要がある!#SayNoToRacism(人種差別反対)」
コメントと共に投稿された動画にはホルゲイトに送られた数多くの人種差別メッセージが。その中には日本語のユーザーネームを使用しているアカウントも複数見受けられ、日本人が送っている可能性も推測される。
クラブはホルゲイトの人種差別被害について声明を発表。「シェフィールド・ユナイテッドは、日曜日のプレミアリーグ、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン戦でメイソン・ホルゲイトが受けた人種差別的な暴言を、可能な限り強い言葉で非難する」と非難している。
「我々はメイソンをサポートし、彼がソーシャルメディアでこの件を明るみに出したことに拍手を送る。クラブは関係機関と協力して調査にあたる。我々のゲームに人種差別の余地はない」
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