アウクスブルクのイェス・トールップ監督はMF奥川雅也が自身の下でほとんどプレーしなかったことについて言及した。
現在28歳の奥川は23日に完全移籍で古巣の京都サンガF.C.への復帰が正式決定。2015年夏に京都からレッドブル・ザルツブルクへ渡り、2021年夏から2年ほどアルミニア・ビーレフェルトでプレーしたドリブラーは、2023年夏にアウクスブルクに加入。しかし、同クラブでは負傷離脱を繰り返し、2023-24シーズン後半戦のハンブルガーSVへのレンタルから復帰した昨夏以降もトップチームで出場機会を得られず、今季はセカンドチームで公式戦8試合に出場していた。
奥川がアウクスブルクのトップチームでプレーしたのは2023年10月に就任したトールップ監督の下での第9節ヴォルフスブルク戦と第14節ブレーメン戦の2戦に。23日の記者会見で同選手がトップチームに定着できなかった理由を問われたデンマーク人指揮官はこのように返答している。
「そうだね。奥川は私がここに来てから、何度も負傷を抱えていた。彼をピッチで見る誰もがわかるように彼はクオリティを持っているの確かだ。今言いたいのは、彼が故郷に戻る機会を得て嬉しいのと、新しいクラブで新たなチャンスを迎えられることを願っているということ」
「とにかく彼がこれから負傷なくプレーできることを願う。(アウクスブルクで成功しなかった)最大の要因はその負傷と考えている。新しいクラブでの成功を祈っている」


