Manuel Neuer Bayern 08302025(C)Getty Images

39歳ノイアー、ドイツ代表復帰の可能性は? 代理人「マヌはきっと“ノー”とは言わない」

バイエルン・ミュンヘンのGKマヌエル・ノイアーは、ドイツ代表に復帰する可能性があるのだろうか。代理人のトーマス・クロート氏が、その可能性を示唆している。

現在39歳のノイアーは、昨年のユーロを最後に通算124試合に出場した代表キャリアから引退した。しかし、後継者と見られていたGKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンは今夏に手術を受けて長期離脱中で、所属クラブのバルセロナでも去就が不透明な状況だ。こうした中、ユリアン・ナーゲルスマン監督は現在、ホッフェンハイムのGKオリヴァー・バウマンを正GKとして起用し続けている。

一方で、クラブでは守護神として変わらぬ存在感を示すノイアーも、来夏のワールドカップを見据え、代表復帰には否定的ではないかもしれない。ドイツ紙『フランクフルター・ルンドシャウ』のインタビューで、クロート氏は「来年40歳になるノイアーは、W杯2026でプレーできるだけのクオリティを備えているか?」という質問に対し、次のように答えている。

「ここでハッキリ答えると大騒ぎになりかねないからね(笑)。彼は非常にフィットネス状態がいいし、パフォーマンスも非常に良い。もしユリアン・ナーゲルスマンがGKポジションに不安を感じて、マヌが健康で、しかも声がかかるなら…。マヌはきっと“ノー”とは言わないと思う」

ナーゲルスマン監督とノイアーといえば、バイエルン時代にノイアーが信頼していたGKコーチを外したことで関係悪化が報じられたこともあった。だが、クロート氏は「ナーゲルスマンとノイアーの関係は修復されたと見ていいか?」という問いに対し、「私の知る限り、問題ない」と関係修復を強調した。

なおクロート氏は、香川真司(現セレッソ大阪)、長谷部誠氏、内田篤人氏ら多くの日本人選手のドイツ移籍にも携わってきた代理人だ。現在はノイアーのほか、フランクフルトのFWヨナタン・ブルカルトやマインツのMFパウル・ネーベルらもクライアントに抱えている。

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